漆喰とは?
漆喰とは、石灰に麻糸などの繊維、フノリやツノマタなどの膠(こう)着剤を加えて水で練ったもの。防火性や、湿気を吸収し調節する効果が高いため、土蔵などによく使われた。現在の漆喰は化学糊を使うものもある。これに水、砂などを混ぜて練り上げ、内外の壁や瓦屋根に用いたものを「漆喰壁」という。壁材としての歴史は5,000年以上の歴史を誇り、数多くの世界遺産や国宝の建築物に使用されている。
漆喰のメリット
基本は白色がベースなので非常に空間が明るくなり、奥行き感が出ることでビニールクロスよりも奥行き間、世界観が表現しやすくなります。VOC(揮発性有機化合物)の吸着・分解 ・パターンや色によって、アメリカンテイストや和風なインテリアデザインまで幅広い空間を表現できます。別名「呼吸する壁」といわれていてお部屋の湿度を調湿してくれたり家の中の嫌な臭いをとってくれる(脱臭効果) があるのもメリットの一つ。また、可燃性はなく燃えないので火事に強い 。漆喰内部は強アルカリ性のためカビにくい(部屋内のウイルスも生きにくい) 音が通りにくい(防音性) など安い料金でクオリティの高い空間が作れることが最大のメリットと言えます。
漆喰のデメリット
壁紙(クロス)にも言えることですが、鋭利な物質でひっかけると傷がついてしまったり、そこの箇所からポロポロと崩れ、床にお落下する場合があります。
また、ひと壁ひと壁丁寧に塗り進めるので、通常のビニールクロスの施工よりも少し工事日間が長長くなります。