今回の依頼は、兵庫県尼崎市塚口のIRIS様。築20年の鉄骨造5階建てマンションの1Fにある路面店。今回はこちらの美容室を「大人女性が癒される高級プライベートサロン」に生まれ変わらせて欲しいというご依頼。
Before(ファサード編)
20年前に開業したこちらの美容室。昔は流行りのデザインだっだようですが、今では古さが際立ちます。
After(ファサード編)
こちらが施工後の写真。全体的に左官&エイジング塗装で世界観を演出。ドアは全取り換えしました。ドアの開口サイズが決まっていたので、今回はオリジナルでドアを制作しました。樫の木を削り出し、防音2重ガラスをはめ込んでいるので防音効果もしっかりとあります。また、入口右手の小窓が全体のバランスを狂わせていたので、あえて小窓を塞ぎました。
Before(ファサード編)
違う角度からもご覧ください。
After(ファサード編)
バランスの悪い「小窓」を塞いだことで、サロンロゴを配置できるスペースが生まれ、ファサードを全体的にスタイリッシュな雰囲気を演出することができました。
Before(エントランス編)
では、内装を見ていきましょう。こちらのサロンは、入口右手にカウンターを設置していたようで、使い勝手などは綿密に考えられていました。
レイアウトを変えてしまうと、逆に使いづらさが発生すると判断し、今回は既製のカウンターを「カバーリング工法」で、新たに生まれ変わらせるご提案しました。
After(エントランス編)
いかがでしょう!これは驚かれる方が多いのですが、残っていたカウンターの上から「古材」をカバーリングし、エイジング塗装をすることで、制作コストも大幅に抑えながらもハイクオリティーなレジカウンターを制作できました。真鍮製のペンダントライトもいい感じでマッチしてますね♪
Before(セット面編)
続いてはセット面のスペースです。壁面に3面でサロンワークをされていたようですね。狭いスペースにぎゅっと詰め込んだレイアウトで、椅子と椅子の間の距離がかなり窮屈なイメージです。上着かけに使っていたであろう収納も取り外しが効かないものでした。
After(セット面編)
こちらが施工後になります。壁面に設置されていたセット面は全て撤去。広々とした空間に「自立式セット面」を1台設置し、セット面を2面にすることで、空間的余裕が生まれました。自然光も優しく降り注ぎ、良い雰囲気がでていますね。また、店内奥の収納もカバーリングをすることで、他の家具との調和をとりました。
Before(まつ毛エクステ ブース編)
こちらはシャンプー台から入口を見た角度。右手にネイルブースをしていた痕跡があり、その箇所は「マツエクブース」にしたいとのご要望をいただいておりました。かなり狭いのと、既設のミラーをどうしたものか、、、と悩みました。
After(まつ毛エクステ ブース編)
こちらが施工後のイメージ。まつげエクステ専用ブースにするには「個室感」が必要ですので、エアコン効率を考えると、上のスペースが空いた建具が妥当なのですが、ただ壁を作ってしまうのはもったいないので、ドア、カウンターと雰囲気を合わせたパーテーションを制作。
こちらが裏手のアイラッシュスペース。こじんまりとしてはいますが、広々とした印象。この鏡は前オーナーさんが残したものを再利用しました。裸の鏡だと雰囲気がでないので、モールディングを施し、鏡も綺麗に磨き上げました。ミラーのおかげで空間も広く見えますね。
Before(シャンプー台編)
最後にこちらがシャンプールームです。既設のシャンプー台はサイドシャンプーが2台設置されていました。今回はフルフラットシャンプー台とバックシャンプー台を設置したいというご要望でしたので。配管通しのため床を上げることになりました。
After(シャンプー台編)
こちらが施工後のイメージ。既設のシンクも古かったのですが最大限に有効活用しました。こちらも当社自慢の技術「カバーリング工法」を存分に発揮させていただきました。カバーリングで錆びた鉄のような味わいのある外装用シートを貼り付け水回りにも対応。棚の扉は新しいものを制作し、モールディングとエイジング塗装で味のあるカラーブースを制作することができました。フルフラットのシャンプー台は有効面積が広いので、ギリギリ寸法が足りず…カラーブースを15cmほど動かすことになりました。
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